今でも大変気に入っている愛車「ランサーエボリューション10」ですが、愛娘が生まれ、奥様から「乗り心地も悪いし音もうるさいから乗せたくない。」と言われ(;´д`)トホホな毎日を送っております。個人的には「ランエボ10はファミリーカー!!!」と思っておりましたが、車高調入れたりマフラーや触媒変えたりして350PS仕様にしたのが却って裏目に出た感じです。
そのため、この度泣く泣く車の買い替えを検討することに。流石にミニバンは走行性能などから厳しいので、妥協できる範囲でSUVを検討。
色々カタログやディーラーで実車を見たり、ネットの評判を調べ、最終的にレクサス「NX」とマツダ「CX-5」、そしてトヨタの「ハリアー」まで絞り込みました。ただ、「ハリアー」は内装も豪華で最近マイナーチェンジも入り、とても良くなっているのですが、いかんせん外観が好みでない。そこで最終的に「NX」と「CX-5」で検討することに。もちろん、価格の圧倒的な差はありますが、性能だけ見れば「CX-5」が勝っている部分もあります。
そこで、本日は自分が実際に試乗したり、見積もり取ったり、ディーラーに行って感じたこと、そして最終的にどちらに決めたかの経緯などをご紹介したいと思います。あくまでも個人的な意見なので、購入の際の参考に多少でもなれば幸いです。
NX VS CX-5:前置き~価格帯や装備など~
さてさて、実際にレクサス「NX」とマツダ「CX-5」を比べていくと、どうしても価格帯は大きく異なってきます。一応予算は500万円前後を考えており、ランエボに乗っていた流れから4WD(AWD)だけは外せません。
そのため、今回購入を検討するにあたっては、「CX-5」は最上級グレードの【XD L Package 4WD】(レザー仕様/ディーゼルエンジン/トルクはNA 4000ccクラス)、そして「NX」は【NX300 I package AWD】(L-Tex:合皮/ターボ/トルクはNA 3000ccクラス)で検討しました。「ランエボ乗ってるんならNXはF-Sportsやろ!」という声も聞こえてきそうですが、価格が高いのと、SUVにスポーツ性能は求めないので興味ないです。乗り心地良ければそれで良い(=゚ω゚)ノ
※今回試乗した「NX 200t I package」は、マイナーチェンジ前のモデルとなります。
※~㏄クラスはそれぞれ担当者さんのお言葉です。
NX VS CX-5:外観/エクステリア
レクサス「NX」とマツダ「CX-5」の外観/エクステリアについては、完全に好みの問題でしょう。個人的にはバランス的に「NX」の方が好きですが、妻は「CX-5」の方がスッキリしていて良いと言っていました。自分は「CX-5」の、特にサイドの処理が平坦で、もう少し陰影があるとより魅力的かなと感じましたね。
自分の場合、これといったカラーにこだわりは無いのですが、なんとなく実車を見て合う色というのが自然と決まります。今回の場合、「NX」なら断然ホワイト。そして「CX-5」はホワイトだとちょっとのっぺりした印象を受けるので、ブラックを選択しました。
外観は先ほども言ったように完全に好みの問題なので、正直言って優劣付けずらいですが、一番大きく異なるのは、2017年マイナーチェンジ後のレクサス「NX」に“LEDシーケンシャルターンシグナルランプ”が搭載される点が挙げられるかと思います。最近高級車などで流行りの“流れるウィンカー”ですね。まだ「NX」のマイナーチェンジ後の実車では確認していませんが、これは大きなポイントです。ただし流れる範囲が短いという声もあり、賛否両論みたいですけど。
そして、「CX-5」の【XD L Package 4WD】は純正で19インチホイールが、そして「NX」の【NX300 I package AWD】は純正で17インチホイールが入ります。「NX」は3万ちょいで18インチに変更できるので、見積もりでは「18インチ切削光輝」に変更しています。この新しいホイールデザインは結構気に入っています。上の「NX」エクステリア写真のホイールです。
NX VS CX-5:内装/インテリア
続いてはレクサス「NX」とマツダ「CX-5」の内装/インテリアについて。こちらも価格帯の分、「NX」に上質感はありますが、「CX-5」も負けていません。
「NX」の方が塊感のあるデザインと言いましょうか、スイッチ類も多く、運転席では包み込まれるような感じ。アナログ時計などもあり、高級車然とした作りになっています。マイナーチェンジ後はボタンの配置が整理され、より高級感も増しています。そしてナビも、マイナーチェンジ後は10.3インチに大型化されます。これも嬉しいアップデートポイントですね。
一応“I package”は“L-tex”という合成皮革ですが、質感も高く、普通の革といわれても個人的には分からないレベルです。
「CX-5」の内装も負けていません。こちらは「NX」と打って変わって水平基調のスッキリしたデザインに仕上がっています。レザーも効果的にあしらわれ、特にセンターコンソールのサイドのレザー仕上げはいい感じ。ナビが小さいのが残念ですが、総じて価格を考えれば良く出来ていると思います。十分高級感がありました。こちらは本革。
居住性に関しては、「NX」「CX-5」共に運転席/助手席側は大きな違いはありません。シートヒーターも両方あります。しかし後部座席に関しては異なります。これは妻の感じた印象ですが、「NX」は天井が低く、圧迫感があったとの事。逆に「CX-5」は天井が高く、開放感があって広く感じたそうです。また、「NX」のリアにはシートヒーターがありませんが( “version L”のみマイナーチェンジ後に設定あり)、「CX-5」には標準で装着されます。リアの快適性に関しては、妻的には「CX-5」の方が良いそうです。ただし、「CX-5」のリアベンチレーターの位置が低く、足が冷えたそう。これは「NX」の方が良いそうですよ。
一点自分が「CX-5」で唯一気に入らなかったのが、エアコン吹き出し口のデザイン。なんだか妙に気になって。あくまでも自分の好みも問題なんですけどね。
音質に関しては、「NX」は純正スピーカーでもサラウンド感があって悪くなかったです。「CX-5」は残念ながらしっかり聞けなかったので未評価で。
NX VS CX-5:走行性能/乗り心地
まずは基本的な燃費について。
- NX300 I package AWD:12.4km/L
- CX-5 4WD XD L Package:17.2km/L
ターボ車とディーゼル車という基本的な違いがありますが、燃費は「CX-5」の圧勝ですね。
次にエンジン性能について。
NX 300 AWD
最高出力:175kW〈238PS〉/ 4,800~5,600rpm
最大トルク:350N・m〈35.7kgf・m〉/1,650~4,000rpm
CX-5 4WD
最高出力:129kW〈175PS〉/4,500rpm
最大トルク:420N・m〈42.8kgf・m〉/2,000rpm
これはターボ車とディーゼル車の違いが明確に出ていますね。
最初は「NX 200t」。マイナーチェンジ後は実質3000㏄級という事で「NX 300」と名称変更になります。今回試乗したマイナーチェンジ前の「NX 200t」ですが、出だしはややゆっくりなものの、NAエンジンのような自然なパワーの出方でフィーリングは良かったです。2000回転前後になるとパワーもモリモリ出てきて車体の重さは感じません。エンジンの回転数に応じてパワーが出てくるので、スポーティなハンドルと相まって、個人的にはランエボ10と似たフィーリングでした。短い時間の試乗だったのでフル加速はしていませんが、SUVにそこまで求めていないので、自分としては十分納得のできるエンジン性能です。
乗り心地は非常に快適。多少大きな段差でコツンとショックがある程度で、細かな段差では振動はほとんど感じず、とても満足できるレベルでした。ちなみに試乗車は“I package”ですが、18インチのホイールが入っていました。ロールも適度な感じ。
車内の静粛性も高く、出だしはエンジン音はほとんどありません。3000回転付近で多少エンジンの加速音がする程度。これも不快ではなく、心地よいサウンドでした。
次に「CX-5」。こちらは乗り出してすぐに分かるほど低速のトルクが凄いです!さすがディーゼル!アクセルの反応も思っていた以上にリニアで、あっという間に60㎞ぐらい出ます。これは正直言って心揺らぎましたね。車重を全く感じない素晴らしいエンジンです。
乗り心地については、19インチタイヤのせいか、「NX」に比べるとやや振動は多かったです。特に細かな段差でも振動を拾うのはちょっと気になりました。不快ではないのですが、これなら17インチにインチダウンすると乗り心地はもっと良くなるかも。でもデザインはいいんですよね、19インチ。悩ましいところです。ちなみに、マツダはオプションで17インチへのインチダウンが用意されており、その分価格も下がります。良心的な対応ですね。
そしてハンドリングについては、正直言って「CX-5」の方が快適でした。これはG-ベクタリング コントロール(GVC)の影響があるのかもしれません。とにかくカーブで曲がる際が楽でした。
ただし、静粛性についてはやや「NX」に劣ります。どうしてもディーゼルのエンジン音が耳に付きます。妻は後席にいて音はしなかったと言っていましたが、自分はずっとうっすらディーゼル音がするのがちょっと気になりました。慣れるか音楽でも聴けば問題ないレベルだとは思います。
ディーゼルというと普段のメンテナンスが気になるところですが、マツダの担当さんに聞くと、きちんと定期的にオイル交換して、たまに水抜きなどメンテナンスをすれば、ガソリン車とそうは変わらないと言っていました。メンテパックに入っておけば問題なさそう。ただし、短い距離しか走らない人には不向きでしょうね。最低限ディーゼル車の“DPF”については認識しておく必要があると思います。
この“走行性能”部分はそれぞれ特徴があり、正直言って優劣つけづらいです。「NX」のターボエンジンのフィーリングはランエボに似ていて、ハンドルも細めで非常にしっくりきました。以前エボ6の時にmomoのステアリングに交換していたんですが、それと似た印象です。車内の静粛性と高級感のあるインテリア、そしてしなやかな乗り心地は好印象です。
対して「CX-5」のディーゼルエンジンはとにかくトルクフル!低回転からモリモリパワーが出てくるので、車重を全く感じさせないほど軽やかに加速できます。これはハマればこれだけで買う価値あるかもというレベル。ぜひ一度試乗してみてほしいです。
車内の静粛性に関しては「NX」に一歩劣りますが、それでも音楽を聴いているなら気にならないレベルでしょう。インテリアの質感も悪くなく、すっきりしたデザインが好きなら「CX-5」の方が好きという方もいると思います。乗り心地も悪くないです。でも19インチのままか、17インチにインチダウンするかは要検討かも。個人的には18インチぐらいがちょうどよい気も。
NX VS CX-5:安全性能
ここも重要ですよね。安全性能。
これはハッキリ言って「CX-5」の方が良く出来ている印象。オプション無しでもほぼフル装備。しかもヘッドアップディスプレイは交通標識の読み取り機能もあります。素晴らしいと思います。
対して「NX」も、マイナーチェンジに伴って、予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」を新たに採用し、安全運転支援の強化を図っています。しかし、「CX-5」では標準装備のものが、「NX」ではオプション扱いのものも多く、コスパは圧倒的に「CX-5」の方が良いです。今回「NX」見積もりの際にはほぼすべての安全装備を付けましたが、その分価格は上がりました。でも“もしも”の事を考えるとつけておいた方が安心ですしね。難しいところですが。
なお、「NX」にあって「CX-5」にないものとしては、「パノラミックビューモニタ」です。「CX-8」では採用されるようなので、そのうちマイナーチェンジとかで付くかも?これ意外と重要で、うちの実家から車出す際に、前方の見通しが悪く、あると重宝するんですよね。
逆に「CX-5」にあって「NX」にないものとしては、ドライバー・アテンション・アラート(DAA)が挙げられます。これはエンジン始動後、車速が65km/hを超えると作動し、疲れていない状態でのドライバーの運転とクルマの動きを学習。その後、学習したデータと実際の運転状況に大きな違いが出ると、ドライバーに休憩を促すというもの。うーん、凄い。
NX VS CX-5:ディーラー
最後は車自体には関係ないですが、ディーラーの比較です。
※写真はレクサスとマツダの公式サイトより引用。今回管理人が訪れたディーラーとは関係ありませんので悪しからず。
まずレクサス。こちらはディーラーの接客技術や対応、店舗の内装などなど、本当に“素晴らしい”の一言でした。初めて訪れたときは、妻の「ミラージュ」でしかも洗車もせずにボロボロの状態でした。正直言って軽くあしらわれるかな?なんて思っていましたが、終始丁寧に対応していただき、とても感動したものです。以前「ランサーエボリューション10」を購入するときにBMWも訪れたのですが、その際にヴィッツで行くと適当にあしらわれたのが、今でもトラウマなもので(;´∀`)
ちなみに、担当さんから自分が話を聞いている間は、妻と子供(1歳3か月)はチャイルドルーム(ドアのある専用のガラス張りの部屋)に通していただき、子供もとても楽しそうに遊んでいました。レクサス車購入者用のラウンジもとにかく豪華で素晴らしかったですね。まあ、その分車の価格に転嫁されているわけですが、この丁寧な“おもてなし”もレクサスの特徴なので納得していますし、文句はないです。ちなみに洗車は無料。事前に予約だけ入れてくださいとの事でした。車内清掃もあって大体30分くらいとの事。
次にマツダ。こちらはマツダの直営店ではないようですが、店内は殺風景。そしてチャイルドスペースもあったのですが、ここが酷かった。なんと蚊の死骸がそこら中に転がっています。おもちゃの上にも。しかも数十匹レベル。掃除してないやろ、これ。
まだうちの子は小さく、やっと歩き始めたばかり。そして落ちているものを拾ってなんでも口に入れちゃう時期。遊んでいたけど、いつ蚊の死骸を拾って口にもっていかないかヒヤヒヤしっぱなしでした。
担当さん自体は丁寧で問題なかったんですが、これが結構後々まで尾を引く感じに。ちなみに、洗車は担当さんの好意で無料でしますよ。との事。ただし、自分がいる時にお願いしますと言われました。簡易コーティングだと2,000円くらい。
NX VS CX-5:見積もり
とりあえず自分が買うならこんな感じという見積もりを取ってきたので、ご紹介しておきます。
まずは2017年マイナーチェンジのレクサス「NX 300 I package AWD」の見積もり。安全装備はフルで付け、そして高価ですがせっかくなので、レクサス純正のフロアマットにガラスコーティングも付けています。値引きは無し。その分やや下取り額に色を付けてもらった感じですね。
総額は【5,675,214円】でした。高っ!!
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次に「CX-5 4WD XD L Package」の見積もり。ほぼ付けたいオプション全部つけて総額【約400万円】。ここからもう少し10万ぐらいは値引き可能とのことでした。下取りは「うちでは値が付かないので、できれば専門の中古車買い取り業者の利用をおすすめします。」との事でした。
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NX VS CX-5:総評
以上を踏まえ、最後にどちらを購入したのか、そして自分と妻の率直な感想をまとめておきたいと思います。
よっしーの総評
まず「CX-5」、とにかくエンジンは素晴らしかったです。トルクフルで車重を全く感じさせず、そしてGVCでハンドリングも軽快。ややディーゼル音がするのと、足が少し硬かったけど、総じて良く出来ている車だと感じました。ただ、エクステリはややノッペリした印象を受けました。インテリアもスッキリしていて悪くないけど、ちょっと物足りない感じ。これは好みの問題ですね。ナビがもう少し大きければよかった。色はブラックで。
次に「NX」、エンジンは「CX-5」に比べると出だしがややマイルドですが、回転数に応じてパワーが出てくるので、ランエボと似た雰囲気でした。特にハンドルの握り具合がかなり気に入りましたね。社内の静粛性も高く、高級車然とした内装も好みです。ナビも大型化されますし、“流れるウィンカー”の採用も嬉しいポイント。色はホワイトで。
という事で、この時点ではやや「NX」が有利。しかし価格も高い!妻にも言い出しにくい。。。ちょっと予算オーバーです。
で、後はディーラーでの対応について。
まずレクサスは申し分なし。店内も綺麗で接客術もしっかりしています。技術スタッフもテキパキ動いていて好印象。特に子供専用のチャイルドルームがあるのがポイント高いです。ドアがあって閉まるので、子供が外に飛び出すこともないですしね。
次にマツダ。これは本当に残念でした。あの尋常でない蚊の死骸。あれだけで買う気を削ぐレベル。自分は洗車(三菱ではEXコートという名称でランエボだと1,500円ぐらい)で月に1回程度はディーラーを訪れます。そのたびに汚い場所で子供を遊ばせることは気が引けます。それにクリンリネスが行き届いていないという事は、ひょっとすると整備工場なども整理整頓が出来ていないのかもしれません。人によってはあまり気にしない部分かもしれませんし、自分も子供がいなかったら気づかなかったでしょう。でも一度気になり始めるとちょっと無理な感じに。
という事で、自分は「NX」購入に気持ちが傾きました。
みー(妻)の総評
「NX」の方が高級感はあるけど、「CX-5」でも十分だと思う。でも色は事故率が上がるから白色がいい。「CX-5」が白でもいいならそっちで。どっちも静かでよかった。リアシートの乗り心地は「CX-5」の方が良い。
ただし、マツダのチャイルドスペースの汚さは許せない。あれはダメ。店舗に行く気にならない。それなら高いけど、レクサスの方が良い。長く乗るんだし、少々高くても白色だし「NX」でいいかも。
まとめ:購入したのはレクサス「NX」
はい、という事で、最後は思わぬ車の性能以外の部分が大きく影響し、レクサス「NX」の購入に至りました。ほぼ見積もり通りで購入。内装色のみブラックに変更しました。ダークローズがネットで見てみると予想以上に赤かったので(;´∀`)
自分自身、妻から予算オーバーだしOK出るとは正直思っていなかったので、ちょっとというか、かなり嬉しいです。
ただし、「CX-5」もとても素晴らしい車でした。特にディーゼルの加速感は今でも忘れられません。ディーラーが別の綺麗な所に行っていれば、結果は変わっていたかもしれませんね。次のフルモデルチェンジの際には、改めて検討するかもです。
なお、購入した「NX 300 I package AWD」の納車予定は現時点で10月上旬ぐらいとの事。最近は毎日カタログ眺めてあれこれ妄想しています。実際に納車されたら色々レビューやインプレッションをアップしていくつもりですので、興味のある方はまた覗いてみてくださいね(=゚ω゚)ノ
少しでもお得にNXやCX-5を購入するなら
という事で、レクサスでは多少値引きがない分下取り価格に割り増しがありましたが、マツダではそもそもディーラーさんから中古車買取専門店の利用をすすめられました。
とりあえず、自分の愛車の現在の客観的な買取価格を知っておけば、ディーラーでそのまま下取りに出すか、もしくは買取店に売るかの判断もしやすくなります。査定価格を元に、レクサスなどで交渉も出来るでしょう。
やや手間はかかりますが、それで数十万円変わってくることもザラにあります。自分も以前エボ6を売る際には30万ほどアップしました。時間があって労力を惜しまないなら、ぜひ一括査定などを利用してみることをおすすめしますよ。
なお、現在一括査定でより高額を引き出すために、以下のような手順が有名です。それぞれ一長一短あるので、自分に合った方法を試してみましょう。
入札方式
同じ時間帯に買取業者に集合してもらい、そこで名刺の裏に買取価格を記入して入札してもらう方式。個別に交渉していると、最初は低い価格を提示し、そこからジワジワ値を上げ、迷っていると「今すぐに決めていただけるなら~まで出します!」と言ってハンコを押させるのが買取業者の常套手段です。これなら価格交渉の駆け引きが不要なので簡単に高額査定が引き出せます。
ただし、限界価格まではあえて出さない業者もいるので、そこがやや難点です。
セリ方式
その名の通り、集まった業者にセリ(競り)を行ってもらい、価格を決めます。一番高い業者に売るという方式。ただし、セリを嫌がる業者もいるので、事前にセリで売却を決めることは伝え、拒否されたらその業者は除外しましょう。できれば3社以上は欲しいところ。
また、セリで決めると伝える際には、「ディーラーの下取り価格+5万」程度の価格を提示し、これを上回ったら一番高いところに売ると伝えておくと、買取業者も参加しやすくなるでしょう。単位は5千円か1万円単位で。最初の導入部分が面倒ですが、セッティング出来れば後腐れ無い良い方式です。
個別電話方式
セリも恥ずかしいし、入札もちょっと。。。という方には、面倒ですが、個別に電話で対応する方式もあります。まずは買取業者から連絡があったら、個別に訪問します。そこで査定を行ってもらい、結果は電話で伝えてくださいと言います。その場で即決しないのがキモ。これを複数社で行い、査定を行います。
後は個別に電話して買取金額を聞き出し、一番高い値段を付けた業者がいたら、それ以外に再度電話。「ほかで御社より高い査定が出たが、これ以上は難しいか?」と聞きましょう。価格は言いません。言うとプラス数千円だけ足す場合が多いからです。
これを繰り返し、買取金額を吊り上げる方式です。手間暇かかるし、電話するという負担もありますが、高額査定は出やすいようです。
なお、いずれの場合も、事故や修復歴は素直に申告しておきましょう。修復歴は絶対ですが、事故歴も伝えておくとトラブルに巻き込まれる可能性が減るでしょう。「二重査定」という詐欺まがいの方法で価格を下げたりしてくる場合もあるようです。事前に車の状態は、わかる範囲できちんと伝えておきましょう。
もしも一括査定は電話も多いし面倒だな、、と感じるなら、ローラのCMでお馴染みの「ユーカーパック」を利用するのもおすすめです。
こちらは基本的に「ユーカーパック」に申し込むだけ。後は面倒な業者とのやり取りが発生しないのが最大の利点です。一括査定に比べるとやや値が落ちる可能性があるのと日にちが掛かりますが、入札方式なので思わぬ高値が付く可能性も勿論あります。
ご自身の使いやすい方を選んでみてくださいね!
とりあえず自分のレクサスNXは10月上旬納車予定です。その際にはいろいろインプレッションも紹介していきたいと思います(=゚ω゚)ノ
画像引用元:
Lexus NX、mazda CX-5
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