肺がん闘病日記：自宅で1週間療養後、術後2週間で仕事復帰。いきなりフル勤務は正直しんどい

肺がん手術後、無事退院。

1週間は会社から休みをもらってリハビリしたりしてゆっくり過ごしました。相変わらず夜寝ているときの痛みはありますが、傷口の痛みは日にち薬なのでそのうち良くなるでしょう。

仕事復帰に関しては、正直言うともう少しゆっくり休みたかったのですが、社長があまり病気に理解の無い人で当初は退院後すぐに復帰するよう言われる始末。それは無理と断って、なんとか肺癌手術後2週間で仕事復帰した次第です。

肺がん術後の職場復帰は2週間（14日）が目安？

肺がんの手術を受けるにあたって、やはり職場復帰がいつできるかは気になるところ。

自分も事前に調べてみたのですが、東邦大学医療センター大森病院呼吸器外科のサイトでは、「退院後2週間みておけば十分」と記載がありました。

あくまでも一般論ですが、肺がん手術後は2週間程度が仕事を休む目安のようですね。

ただし、体調は人それぞれ。可能なら無理ないよう、体調に応じてもう少し長めに休みを貰っても良いかと思います。

また、自分の場合は「復帰＝フルタイム勤務（8時間労働）」でしたが、これも可能ならまずは時短（4時間程度）で復帰し、その後体調に問題なければ少しずつ勤務時間を増やしていくのがおすすめです。

自分の場合、まず通勤の際の車の運転が予想以上につらかったです。何気ない段差の衝撃で傷口が痛み、片手で傷口を抑えつつ、もう片方の手でハンドルを握って運転していました。可能なら仕事復帰前に試し運転することをおすすめします。

そして長く横になっていると体力が思っていた以上に低下していると思います。事務作業なら問題ないでしょうが、肉体労働や接客業の方は特に、少しずつ勤務時間を増やすほうが無難かと思います。

また、体調面もまだまだ波があるはず。自分の場合は復帰した数日は仕事中に呼吸がしずらく感じることがありましたし、2日目には突然体調が悪化し、休憩室で数時間横になって休むこともありました。

術後1ヶ月程度は思わぬ不調に見舞われることもあるかもしれないので、そのあたりは会社ともよく相談し、いざという時には休める体制をとってもらっておくと安心でしょう。